親はなくとも子は育つ?

「親はなくとも子は育つ」と言うが、親としては何とも不思議なちょっと寂しい感じだ。
今日から、出産準備の為、家内が実家に帰り、私の両親が息子の面倒を見てくれることとなった。多少神経質な息子なので、頻繁に電話をして様子を聞くとそんな親の心配はまったくの取り越し苦労で、平気で新しい生活を受け入れているようだった。
私は、遠距離通勤のため、朝6時前には家を出てしまう。つまり、2階の寝室に息子を残したまま出社せざるを得ない訳だ。息子が寝ぼけたまま階段から落ちてしまうのではないかと、通勤途中の私はずっと心配だった。これも取り越し苦労だったようだ。
また、まだおしめの取れていない息子はトイレトレーニングの最中でもある。毎週末に、会っているので慣れている両親であっても、なかなかおしめの交換は大変な仕事ではある。汚い話だが特に大便の時の処理はかなりの重労働だ。しかし、環境が変わったのが幸いしたのかうちの親父にはトイレを教えてトイレでしたという。子供の心理はまったく分からないものだ。
午後には妹とその娘、息子二人が帰郷して来た。長期の休みには必ず遊んでいる従弟なのではしゃいでいたのだが、私が帰宅してみるとパパとお風呂入って一緒に寝るなどと非常にかわいいことを言ってくれる。一緒に風呂に入り寝ることとなった。
寝る直前に、「ママはまだ寝ないの?」と言った後少し間があり、「ああ、赤ちゃんを生みにポンババのところに言ってるんだよね」とちょっと悲しげに言っていた。息子なりに頑張っているんだなと思い同じ布団に入った。(ポンババとは、家内の母の愛称。飼っている猫の名前ポンに由来している。ちなみに私の母は、ウイリーババ。犬の名前ウイリーに由来している。基準がペットと言うのも子供らしい発想だ。)

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